会長挨拶
ロータリーを楽しもう
この度、輝かしい伝統と歴史を持つ鹿沼ロータリークラブの第65代会長に就任させていただくことになりました。身に余る光栄と責任の重大さに身が引き締まる思いです。いままでどこか他人事と感じていたロータリー活動ですが、その素晴らしさと社会における重要な役割を改めて認識し、大変な役を引き受けたと実感しています。偉大な先輩諸氏が築き上げてきた鹿沼ロータリーの歴史に泥を塗ることが無いよう精一杯活動をして参りたいと思います。
今年度は35年ぶりに当クラブからガバナーを輩出し、クラブ一丸となって市田 登ガバナーをお支えする重要な年度となります。当クラブにとってガバナー輩出は創立30周年の際の石原敬士パストガバナー以来となります。クラブにとって歴史的な素晴らしい出来事であり、そこに立ち会い一緒に活動できることに大きな意義と喜びを感じます。地区委員に選出された会員の方々のみならず、クラブ会員全員で積極的に協力して参りましょう。
さらに今年度は2025年4月に創立65周年の記念式典を予定しています。近隣クラブや姉妹クラブにご参加いただき、市田ガバナー年度の終盤を飾る大きなイベントとして成功させたいと思います。
2024~2025年度
鹿沼ロータリークラブ
第65代会長
岩本 泰史
ゲストからメインキャストに
本年度RI会長スティファニー・アーチック氏のテーマは「ロータリーのマジック」です。最初耳にしたときは有名なテーマパークのキャッチコピーかなと思いましたが、しかしよく考えれば職業や年齢の違う我々が社会を良くする為に進んで行動する、そんな組織は奇跡的で本当にマジックだと思います。アーチック会長はそのマジックの力を認識し、さらに広げることを求めています。皆さんはただゲストのように参加していればマジックを使えるのではありません。ロータリーのメインキャストとして活動することでマジックを使えるようになるのです。あの有名なキャラクターがタクト(指揮棒)を振るように✨✨✨
また今年度市田ガバナーの提唱するテーマは「ロータリーを楽しもう」です。ただし楽しむにしても人任せでは限界があります。やはり主役となって積極的に行動を起こすことで楽しむことが出来るのだと思います。市田ガバナーと共に、鹿沼で、地区で、姉妹クラブで、地区大会で、グローバル補助金で、65周年で、一年交換留学生と一緒に、ロータリーを楽しみましょう。
クラブ運営方針と
活動重点項目
クラブの運営に当たってはなんといっても市田ガバナーへの協力が最優先ではあります。地区の代表として休みなく活動されているガバナーに敬意を表しますとともに、クラブで協力できることは何でも積極的にして参りたいと思います。その上で、クラブの方針を発表します。
- 1. ロータリーの仲間を増やそう
- 2. 魅力あるクラブを作ろう
- 3. 地区大会を成功させよう
- 4. グローバル補助金を活用しよう
- 5. 創立65周年をともに祝おう
- 6. 例会運営について
- 1)例会は時間厳守で、司会進行はSAAが行う。
- 2)ビジター会員には温かく接し、例会を楽しんでいただくようにする。
- 3)外部卓話者には委員会担当者が責任をもって失礼のないように接し、卓話時の私語は厳禁とする。
- 4)ZOOMによるオンライン例会を可能な限り行う。
- 5)出席率、スマイルの発表は例会内に行う。
- 7. 予算関係
- 1)年会費は180,000円とし、7月と1月に半額ずつ納入する。ただし40歳未満は年会費90,000円とする。年会費の納入は金融機関の自動振替を基本とする。
- 2)入会金は30,000円とする。
- 3)ロータリー財団への年次寄付 会員一人当たり150ドル を目標とする。
- 4)ポリオプラス会員一人当たり30ドル を目標とする。
- 5)ベネファクター(恒久基金への寄付1,000ドル)2名を目標とする。
- 6)米山奨学金への協力 会員一人当たり19,000円 を目標とする。
- 7)スマイルボックス投入会員一人当たり 40,000円を目標とする。
- 8)予算計画は単年度会計とする。
- 9)ロータリークラブの親睦関係費用は親睦委員会の主催するものを原則とする。
- 10)各委員会の事業の決算においては使途が明確にわかるようにし、事業終了後一週間以内に決算書を作成する。なお出金は次回例会以降とする。
- 8. 理事会・クラブ協議会・情報集会・各委員会
- 1)理事会は原則として毎月の最終例会後に開催する。臨時理事会は必要に応じ随時開催し、メールまたは書面をもって決議を行うこともできる。
- 2)クラブ協議会は、原則として年6回開催する。
- 3)クラブフォーラムはロータリー活動月間のテーマに沿った内容のものを行い、毎月のテーマへの理解を深められる内容とする。
- 4)情報集会は年3回以上開催し、世代間の交流を深め新入会員のロータリーへの理解を深められる内容とする。
- 5)各委員会の活動はロータリー活動の中心となるものであり、適時委員会を開催し実りある活動とする。クラブ奉仕部門はクラブ奉仕委員長が統括して委員会の活性化を促し助言を行う。
- 6)他クラブへのメイクはロータリーへの理解や相互の親善に大いに役立つのでこれを推奨する。
- 7)My ROTARYへの登録を推進する。特に入会5年以内の会員100%の登録とする。
- 8)クラブの会報はクラブと会員をつなぐ役割があり、クラブを支える重要なツールである。発表者および卓話者は会報委員の負担を軽減させるために十分留意する。
- 9)一般財団法人ロータリー障害者更生援助会への協力。
ロータリーのマジックを広げるためには仲間が必要です。一人でも多くの仲間を誘いましょう。新入会員の目標5名。
仲間を増やすには、まずクラブに魅力がなくてはなりません。例会ではクラブの年代や業界などの垣根を越えて知り合いを深める工夫をしましょう。また時宜にあったテーマを選んで講話を聴き、話し合いましょう。また例会以外では情報集会を活用したり趣味のクラブを作ったりして会員相互の親睦と理解を深める場をたくさん作りましょう。
市田ガバナーにとって最大のイベントである地区大会が鹿沼で行われます。まさに鹿沼クラブの底力が試されるときです。クラブ全員で地区の皆さんをお迎えしましょう。また準備段階から近隣クラブの協力も仰がなければ成りません。良い機会と思いますので親睦を深めましょう。
本年度はタイで行われるグローバル補助金事業に参加する予定です。宇都宮ロータリーの行ってきた事業と連続性がありますが、市田ガバナー年度でもあり、グローバル補助金事業の申請クラブとして参加させていただきます。事業の進捗によっては次年度にまたがることもありますが、宇都宮クラブや地区委員会に教えていただきながら成功させたいと思います。
今年度はクラブ後半の大きなイベントとして65周年事業があります。60周年事業を盛大にやりたかったのに、残念な思いをした方も多いのではないでしょうか。その分も含めてお祝いし、先輩たちの築いた歴史を振り返りましょう。極論を言えば内輪のお祝いではありますが、次の飛躍の為の投資として決して無駄にはなりませんし鹿沼クラブの実力を試される場面でもあります。海外から姉妹クラブをお招きし、近隣のみならず地区内外の皆様をお招きし、市田ガバナーの晴れ舞台となるよう盛大にお祝いしましょう。